文人縁盆栽

金雀花

― 金に雀の花 ―

春、金色の花が一斉に咲く姿は、
まるで千の光が枝に降り積もるかのよう。
一樹に宿る、静謐な生命の輝き。

金閣寺を背景にした金雀花の文人縁
金雀花 樹齢 約50年 撮影:金閣寺展示時
鳥居を背景にした糸魚川真柏
三峰の頂にて Atmosphere — Mitsumine

詳細情報

Details
作品名(正式名・ふりがな)
金雀花 キンチャッカ
Kin-suzume Bonsai
樹種
ムレスズメ
マメ科の落葉樹/中国名:金雀花
樹齢
約 50 年
価格
¥350,000(税込)
販売状況
販売中(在庫あり)

この盆栽について

About This Work

春になると、金色の花を一斉に咲かせる。
苔盤の静かな佇まいと、まばゆい花の対比が、この一樹の魅力です。

この樹は、花の季節になると一気に華やぎます。普段の静かな佇まいと、開花時のまばゆさの差が大きく、その変化そのものが作品の魅力です。この盆栽は、文人縁の活動の中でも「文化を運ぶ盆栽」「人の記憶に残る盆栽」として象徴的な存在です。

来歴・ストーリー

Provenance
三峰神社・奥宮と糸魚川真柏
山頂・奥宮まで

山頂にある奥宮まで、登山道を制覇。日本の頂に届いた盆栽。

三峰神社の楼門
三峰神社に参拝

埼玉県秩父にある三峰神社に参拝。

登山道を進む様子
登山道を制覇

山頂にある奥宮まで、登山道を制覇。

ムレスズメとは

About Muresuzume
01
ヒノキ科の常緑樹

真柏はヒノキ科ビャクシン属の常緑樹。落葉樹のように季節で葉を落とすことがなく、一年を通して深い緑を保つ。花や実で季節を告げる樹ではなく、幹と葉の姿そのものを見る樹種として、盆栽では古くから扱われてきた。

02
糸魚川という産地

新潟県糸魚川市の岩場や海岸段丘に自生していた真柏を指す。厳しい環境で時間をかけて育つため幹は締まり、葉は細かく柔らかい。数ある真柏のなかでも銘木として扱われ、日本のブランド樹種と呼ばれる。

03
ジン(神)

枯れて白く残った枝をジンと呼ぶ。稜線の風雪に晒され、生きた部分と枯れた部分が分かれた深山の古木の姿を、鉢の上に写したもの。

04
シャリ(舎利)

幹の樹皮が剥がれ、白い木質があらわれた部分をシャリと呼ぶ。ジンと合わせて幹芸といい、白骨のような白と葉の緑が同じ一本の樹に同居することが、真柏の見どころとなる。

05
水吸い

シャリの脇に残る、樹皮に覆われた生きた筋を水吸いと呼ぶ。根から葉へ水を送る唯一の通り道で、この細い一本の線が樹全体を生かしている。

楽しみ方

How to Enjoy
糸魚川真柏の幹と葉の様子
1
置き場所

日当たりと風通しの良い屋外で管理します。空気のよどまない場所を好むため、室内での長期の管理には向きません。

2
水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。水の量で生育の速さが変わるため、早く育てたいときは多めに。夏は葉全体に水をかける葉水を添えると、ハダニの予防になります。

3
芽摘み・剪定

春から秋にかけてこまめに。勢いよく伸びた芽は指で摘み取り、葉が混み合ってきたら枝を間引いて風を通します。

4
肥料と消毒

春から秋は月に1回、固形の肥料を鉢の上に置きます。病害虫には強い樹ですが、同じ時期に数回、予防の殺虫・殺菌をしておくと安心です。

5
植替え

2年に1回が目安。若木をしっかり育てたいときは、砂を多めに配合した用土を使います。

6
針金と幹芸

剪定のあと、枝が水平よりやや下を向くように針金で押さえると、古木らしい落ち着きが出ます。幹や太枝を削ってジン・シャリを作るのも、真柏ならではの楽しみです。

年間の作業
月
123456789101112
植替え
植替えの適期は2月から3月、および9月から10月。
肥料
肥料は4月から9月。
剪定
剪定は1月から2月、4月から10月、および12月。

※ 肥料は梅雨と真夏を除く

一年の見どころ
月
123456789101112
状態
葉姿常緑のため、一年を通して葉姿を楽しめる。
見ごろ
通年見ごろは通年。

販売状況

Availability
販売価格(税込)
¥350,000
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管理番号 ITO-001